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ここでは、
ジャグラーでブドウ確率を数える意義ってあるのかな?
ブドウをカウントすると設定判別できるの?
このような疑問にお答えしていきたいと思います。
ジャグラーのシマを徘徊していると、リール枠下の台に小さな機械を置いて、ポチポチ押しながら打っている光景を見たことがあると思います。
実はそれ、ブドウやチェリーなどの設定差のある小役を数えているんですね。
つまり、ブドウが揃えば緑色のボタンをポチ、チェリーが停止すれば赤色のボタンをポチというふうに。
この小さな機械は通称、小役カウンターと呼ばれ、小役確率を算出してくれるツールです。
では、ブドウやチェリーなどの小役を数えて、設定判別はできるのでしょうか?
今回は、ジャグラーはブドウをカウントすれば設定判別は可能かどうかについて検証していきたいと思います。
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まず、なぜブドウの出現回数をカウントするのかというと、ジャグラーにはブドウ確率に設定差が設けられているからです。
例えば、SアイムジャグラーEXには、以下のようにブドウ確率に設定差が付けられています。
ブドウ確率 | |
設定1 | 1/6.02 |
設定2 | 1/6.02 |
設定3 | 1/6.02 |
設定4 | 1/6.02 |
設定5 | 1/6.02 |
設定6 | 1/5.78 |
通常、総回転数、BIG回数、REG回数、差枚数が分かれば、その台の推定ブドウ確率を逆算することができます。
しかし、データ表示器によっては差枚数が表示できないものがあったりするので、そういった場合、自力で小役をカウントすることが求められます。
そのような場合、自分でブドウをカウントしたほうが精度が高くなるので、より正確なブドウ確率を算出することができるメリットがあります。
普段は、小役カウンターを使って、ブドウをカウントしている方も多いと思いますが、
暗算でブドウ確率をカウントしている方もいるので、小役カウンターを使っていないからブドウをカウントしていないとは限りません。
ジャグラー上級者の方はもちろん、中級者、初級者の方でもジャグラーのブドウ確率のカウントは必須だと思います。
なぜかと言うと、ジャグラーで設定差がある要素については、例え、差が小さくても数えることで設定判別ができるケースがあるからです。
後ほど解説しますが、膨大な量のブドウをカウントすることで、そのお店に設定6が設置されているのかを判別することができます。
小役確率によって設定判別ができるかどうかは、試行ゲーム数が多いほうが有利なので、
回転数が少ないうちは、小役のカウントだけで設定判別するのは危険です。
それから、体感でブドウがたくさん落ちるから高設定と決めつけるのも危険だと思います。
確率の偏りによっては、そういう現象はよく起こる挙動だからです。
繰り返しになりますが、SアイムジャグラーEXのブドウ確率は下表のようになります。
ブドウ確率 | |
設定1 | 1/6.02 |
設定2 | 1/6.02 |
設定3 | 1/6.02 |
設定4 | 1/6.02 |
設定5 | 1/6.02 |
設定6 | 1/5.78 |
※他の設定に比べて設定6のみブドウ出現率が高いのが特徴
SアイムジャグラーEXのブドウ確率は【設定1〜設定5】と【設定6】では1/6.02と1/5.78と僅かな設定差しかありません。
確率分母で言うと0.24の設定差です。
そこで、一定G数消化した場合の【設定1〜設定5】と【設定6】でのブドウ出現回数と回数差を計算してみましたので参照してみてください。
消化ゲーム数 | 【設定1〜5】 | 【設定6】 | 回数差 |
1000G | 166回 | 173回 | 7回 |
2000G | 332回 | 346回 | 14回 |
3000G | 498回 | 519回 | 21回 |
4000G | 665回 | 692回 | 27回 |
5000G | 831回 | 865回 | 34回 |
6000G | 997回 | 1038回 | 41回 |
7000G | 1163回 | 1211回 | 48回 |
8000G | 1329回 | 1384回 | 55回 |
※回数差:【設定1〜5】と【設定6】の回数差
上表より、SアイムジャグラーEXの【設定1〜5】と【設定6】のブドウ回数の差は、消化したゲーム数が増せば増すほど、回数差も大きくなる傾向にあります。
パッと見た印象として、1000G程度では回数差が7回分しかないので、設定判別要素としては少し心もとない回数だと言えそうです。
2000Gでも回数差は少なく、3000Gあたりから比較的大きな差が生じると言えそうですね。
とは言え、小役確率にも回数の上振れ、下振れがあるので、設定を判別する場合、多くの試行回転数が必要だと言えます。
このように、ブドウのカウントは、その日の実践だけで考えると、短い稼働だとあまり意義のある行動とは言い切れません。
例えば、夜から、スランプグラフが上向きの台に座り実践を開始した場合。
閉店まで残り3時間という場面でジャグラーを打ち始めたとしましょう。
試行回転数は打つスピードやボーナスの引き具合にもよるので一概には言えませんが、仮に1時間で700G回したとします。
すると閉店までに700G×3時間=2100G消化することになりますが、2100G消化でブドウを数える必要があるでしょうか?
先述した数値(2000G時点でのブドウ出現回数差=14回)からすると、2000Gくらいのゲーム数であればブドウをカウントする意義はないと言っても過言ではありません。
ですので、長期間ジャグラーを打つ場合には、ブドウをカウントする意義がありますが、2000G程度の短い稼働なら、小役をカウントする必要はないと言えそうです。
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上述したように、長期間ジャグラーを打つ場合には、ブドウをカウントする意義がありますが、短いスパンだと小役をカウントする必要はないと言えそうです。
しかし、ブドウカウントの要素にボーナス確率(BIGボーナスとREGボーナス)の要素を融合して考えることで、
設定判別の信頼度がグンと跳ね上がりますので、そのことについて解説したいと思います。
例えば、SアイムジャグラーEXを例にして、総回転数2000G、BIG10、REG10でブドウ確率が【設定1〜設定5】の場合と【設定6】の場合だと
前者は、ブドウ確率が【設定1〜設定5】の数値なので、設定5かな?と考えられますし、
後者は、ブドウ確率が【設定6】の数値なので、設定6の可能性がグンと高まりますよね。
このように、ジャグラーは総回転数とボーナス回数が同じでも、ブドウ確率が【設定6】の近似値というだけで設定6の信頼度が格段にアップします。
ジャグラーはブドウのカウントのみでは、設定推測には乏しいですが、ボーナス確率と融合して考えれば、その日の勝負の押し引きをする上でも活用できると言えそうです。
しかし、ブドウをカウントする1番重要な理由。
それは「その店にジャグラーの設定6が確実に投入されているのかどうか」を見抜くためです。
6号機SアイムジャグラーEXは設定5と設定6にボーナス確率に大きな設定差がなく、ボーナス確率だけでは設定5と設定6の設定判別が難しいです。
そこで頼みの綱になるのがブドウ確率。
とは言うものの【設定1〜設定5】と【設定6】では1/6.02と1/5.78の差しかないので、上述したように、数千ゲームの試行回数では設定判別できる数値ではありません。
しかし、このような僅かな設定差でも、試行ゲーム数を何十万ゲームと積み重ねていけば、信頼度がアップした設定差が生じることになります。
試しに、SアイムジャグラーEXの、数十万ゲーム試行時のブドウ出現回数差と回数差を見てみましょう。
消化ゲーム数 | 【設定1〜5】 | 【設定6】 | 回数差 |
10万G | 16611回 | 17301回 | 690回 |
20万G | 33223回 | 34602回 | 1379回 |
30万G | 49834回 | 51903回 | 2069回 |
40万G | 66445回 | 69204回 | 2759回 |
50万G | 83057回 | 86505回 | 3448回 |
60万G | 99668回 | 103806回 | 4138回 |
70万G | 116279回 | 121107回 | 4828回 |
80万G | 132890回 | 138408回 | 5518回 |
※回数差:【設定1〜5】と【設定6】の回数差
すると、10万G消化で690回、50万G消化で3448回、80万G消化で5518回の設定差が付きます。
6号機ジャグラーのブドウは8枚役ですから、それぞれの回数に8を掛けてみると、
10万G消化時の獲得枚数は690*8=5520枚、
50万G消化時の獲得枚数は3448*8=27584枚、
80万G消化時の獲得枚数は5518*8=44144枚と、
膨大な枚数の差が生じます。
例えば、自分が打っていた台のデータを上記ゲーム数分取って、その数値が【設定6】の近似値を示していれば、
かなり高い割合でその店で打っていた高設定と思われる台が【設定6】だったと判断できるでしょう。
逆にその数値が【設定1~5】のブドウ確率に近い数値なら、レギュラー確率が高い台であったとしても、
良くて設定5、あるいはそれ以下の設定を打っていた可能性が高くなります。
このように、ブドウ確率を数える意義とは、その日の実践における押し引きのためだけではなく、
今後の実践に活かすためのデータを取るということにあると言えるのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
今回は「ジャグラーでブドウ確率を数える意味は?設定判別は可能?」と題してお伝えしてきました。
ジャグラーはブドウ確率に設定差が設けられており、その出現回数をカウントすることで設定判別に活かすことができます。
長期間ジャグラーを打つ場合には、ブドウをカウントする意義がありますが、短いスパンだと小役をカウントする必要はそれ程ないと言えそうです。
しかしながら、ジャグラー上級者の方はもちろん、中級者、初級者の方でもジャグラーのブドウ確率のカウントをおすすめします。
なぜかと言うと、ジャグラーで設定差がある要素については、例え、差が小さくても数えることで設定判別ができるケースがあるからです。
また、ジャグラーはブドウカウントの要素にボーナス確率(BIGボーナスとREGボーナス)の要素を融合して考えることで、設定判別の信頼度がグンと跳ね上がります。
例えば、SアイムジャグラーEXの設定5と設定6の違いを見分ける上でブドウ確率は重要な役割を果たします。
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最終更新日:2023年9月6日