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ここでは、ジャグラーシリーズの連チャン(いわゆるジャグ連と呼ばれる現象)とハマリの挙動や仕組みについて考察していきたいと思います。
4号機時代から、ある意味オカルト的な憶測も飛び交ってきたジャグラーの連チャンとハマリ。その正体とは?
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そもそもジャグラーの連チャンとはどういう意味なのかというと、ボーナスを連続して引き当てることです。
何ゲーム以内で当選すれば連チャンなのか?は定義されていませんが、100ゲーム以内、50ゲーム以内、クレジット内?が一般的なようですね。
今回は100ゲーム以内のボーナス当選を連チャンと定義してみたいと思います。
逆にジャグラーのハマリとは、ボーナスが引けずに通常プレイが長く続いている状態です。
ジャグラーを打っていて一番もどかしい時間ではないでしょうか。
ハマリについても定義はありませんが、だいたい500ゲーム〜600ゲームを過ぎたころから「ハマリ」と呼ぶようですね。
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みなさん、ご存知の方も多いと思いますが、ジャグラーシリーズは完全確率方式のAタイプのパチスロ機です。
つまり、毎プレイ、同じ確率で「アタリ・ハズレ」を独立抽選しています。
ではどうして、ジャグラーは連チャンやハマリが起こるのでしょうか?
まずは、下記の【表-1】をご覧ください。
これは、SアイムジャグラーEX(6号機)の設定1(合算確率=1/168.5)の各ゲーム数ごとのボーナス出現分布を表したものです。
ゲーム数 | このゲーム数間での当選確率 (振り分け) |
ここまでに当選する確率 |
1〜100G | 44.86% | 44.86% |
101〜200G | 24.73% | 69.59% |
201〜300G | 13.64% | 83.23% |
301〜400G | 7.52% | 90.75% |
401〜500G | 4.15% | 94.90% |
501〜600G | 2.29% | 97.19% |
601〜700G | 1.26% | 98.45% |
701〜800G | 0.70% | 99.15% |
801〜900G | 0.38% | 99.53% |
901〜1000G | 0.21% | 99.74% |
1001G以上 | 0.26% | 100.00% |
※ボーナスのハマリ確率計算より算出しました
【表-1】より、仮に100ゲーム以内を連チャンと定義するならば、SアイムジャグラーEX(6号機)の設定1は、ボーナス終了後から打ち始めた場合、44.86%が連チャンします。
言い換えると100人中44人が連チャンするのです。
結構、高い連チャン率ですよね。
では、どうして44.86%ほどの高い確率で連チャンするのか?
それは、ジャグラーはボーナス合算確率が軽いので、100G以内は確率的にボーナスが当たる割合が高いからです。
これは完全確率における正規分布の考え方です。
ここで誤解されないでほしいのは、ジャグラーはどのゲーム数から打ち始めても100G以内の連チャン率は同じ=44.86%ということです。(1〜100Gが当たりやすいワケではない)
少し極端な例えですが、仮にジャグラーのボーナス合算確率が1/500だったとしましょう。
この場合、100G以内の連チャン率は18.14%にまで落ちてしまいます。(ボーナスのハマリ確率計算により算出)
つまり、ジャグラーの連チャンとは、実際には連チャンしているのではなく、ボーナス確率が軽いが故に100G以内の連打が偶発的に起こる確率の事象なのです。
これがジャグラーの連チャンの仕組みです。
なのに、それを連チャンと思い込んでしまう、まさにジャグラーマジックとでも言いましょうか。
ボーナスが2連、3連、4連・・・最高10連以上!?する、いわゆるジャグ連の謎や仕組みは、このように確率論で説明することができます。
※ジャグラーには確率変動やストック機能などは付いていないので、連チャンゾーンや天井なども存在しません
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また、ハマリとの向き合い方も同じで、基本的には確率の考え方に従うだけです。
【表-1】より、SアイムジャグラーEX(6号機)の設定1(合算確率=1/168.5)は、
500ゲーム以上ハマる確率が全体の約5.10%
1000ゲーム以上ハマる確率が全体の約0.26%
このことより、ジャグラーがいかにハマりにくい機種であるかがお判りいただけると思います。
ジャグラーで大ハマリの記録を更新するのだけは避けたいですが、これもすべて確率の範囲でおこる事象なので受け入れるしか仕方ありません。
それから、ジャグラーにおける「引き」「波」などの考え方も確率論で説明することができます。
「引きが良い(引きが強い)」
「引きが悪い(引きが弱い)」
というのは完全確率においてはナンセンスな言葉だと思います。
「引きが良い」のは、ただ確率試行が良いほうに偏っただけのことです。
「引きが悪い」のは、その逆で、確率が悪いほうに偏っただけです。
長時間プレイ(多く試行)すれば、ジャグラーのボーナス出現率は必ず収束します。
そして、ボーナスを調子よく引けているときは「良い波」、引けていないときは「悪い波」なだけです。
ジャグラーに意図的な連チャンやハマリのシステムはないのです。
波が荒い出玉スランプグラフの例(下図)
上図のように、ジャグラーはハマるときはこれでもかと言うくらい嵌って3000枚ほどのコインを飲み込みますし、
逆に同じ設定でも鬼のような連チャンが起こることもあります。
ハマりや連チャンはジャグラーの醍醐味だとも言えそうです。
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それから最後に、連チャンやハマりに関連してジャグラーの正攻法のヤメ時について少しお伝えしたいと思います。
ジャグラーは完全確率方式のAタイプのパチスロ機なので、連チャンしようがハマろうがその台の期待値がプラス(等価交換で機械割が100%オーバーなど)と判断したなら打ち続けるべきです。
もちろん、自分が目標とする期待値にもよりますが。
ですので、ジャグラーを打つときは、設定差のある小役(ブドウやチェリー)やボーナス出現率を参考にしながら自分なりに設定推測をおこない、高設定の挙動(数値)を示したら続行、否定したらその時がヤメ時です。
ジャグラーでトータル収支プラス=勝ち組を目指すには、連チャンやハマリ、引き、波などにとらわれず、データや数値、根拠に基づいた確率論で立ち回ることが大切だと思います。
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最終更新日:2022年5月12日